CHOROGIRON

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2025.03.18
【其之八】静岡県富士市「ふじさんメッセ」
〜富士山が雲に隠れてもファイティングポーズ〜

2019年の初回以来、再び始まることになったCHOLOGIRON全国制覇の旅。

本当に久々だ。

2019年にスタートした後、コロナのアレがあったり、コロナのアレだったりしてなかなか外出もままならなかったわけだが、こうして気持ちの良い快晴の中で、我々は気持ちを新たに旅のスタートを切ることができた。

ちなみに、第2回のスタートを記念してここでCHOLOGIRON(チョログアイヤン)の名前の由来をWikipediaより引用させていただきたいと思います。

チョログアイヤンの語源は、「ちょっとぐらいいいやん」。
アルファベットは「CHOROGIRON」で、後半はバンドが表現する鉄の意志『IRON=鉄』を示すことから、読み方は「チョログアイアン」がいいのではないかと当時松下氏が提案するも、福井氏より関西弁の趣を残すため「チョログアイヤン」であるべきだという口論が大学2年時に起こり、松下氏が折れて「チョログアイヤン」となる。

さて、そんな我々の全国ツアー2シーズン目、その最初の拠点となったのは静岡県・富士市「ふじさんメッセ」だ。

このふじさんメッセは、正式名称を「富士市産業交流展示場」という静岡県富士市にある多目的施設だ。

多目的施設という施設だけあって、何でもできる施設なのだろう。この日もなにが行われているのかはわからなかったが、特にイベントのポスターが掲げられているわけでもなく、ただ駐車場に停まっている車がやけに多かったことを記憶している。というか、そういえば交通案内人まで何人か立っていたな。

(画像はWikipediaより)

そしてふだんは、こうして美しく富士山をのぞむことができるはずなのだが、この日は天気が良すぎて入道雲がもくもくで全然こうではなかった。富士山を背に写真撮るつもりで来たのに。
でも、旅というのはこうしたトラブルも一興。あるがままに身を委ねて、久々のツアーを楽しもうではないか。

そんな我々は、4年ぶりのフォーメーションを富士山メッセ施設脇でガラス窓を探し、個々のファインティングポーズを入念にチェックした。

今思い出しても本当に日差しの強い朝で、松井氏は当たり前にグラサンをかけているわけだが、まさにストレートな直射日光を浴びている谷口氏がまったく意に介さない様子はさすがだ。


伸びやかな右腕の角度に沿ってきれいに日陰に入れていないのだが、そろそろ紫外線を気にしたほうがよいお年頃ではないかと思うところもある。とはいえ、4年ぶりのブランクも思ったほど感じることもなく、4才歳をとった我々は入念に準備を整えることができた。


今思うと、この施設のガラス越しにポーズの確認をしていた最中、驚くほどブラインドがきっちりと閉められていた。特段室内の様子を気にすることなくフォーメーションのチェックができていたのだが、今考えると、この後訪れることになる事件はこの瞬間からはじまっていたのかもしれない。

あと、そういえば、この頃すでにジースとギニューは週2日、かの有名なRIZAPに通い始め2年くらいが経っている。いや、正確にいうと、RIZAPに半年くらい行ったけどその時のトレーナー(堀口さん)がとても良くて、そのトレーナーさんが転職しちゃったので一緒に切り替えて転職先のパーソナルトレーニングジムに通いはじめ2年くらいが経っている。もっと正確にいうと、この頃はもう週1日くらいになっている。

我々2名は堀口さんに今からこれを食べますと毎食写メを送り続けていたことから、すでに食物を一目見るだけで炭水化物とタンパク質と脂肪の配合量が概ねわかるようになっていた。

今日からスタートする2日間、ファイティングポーズのために積み重ねた努力が身を結ぶ瞬間だ。

そんなトレーニングの成果が、スタートから火をふく。

ジースが完璧だ。美しい。小脇に、こちらへと向かう“例の女性”を映り込ませる余裕まで見せている。ギニューの下半身もきちんと安定感を見せ、数年前に患った坐骨神経痛の不安は完全に払拭している。

これ画像だと良く見えないけど、バータの上方に見える看板に「いただきへのはじまり、富士市」って書いてて、まさにはじまりの地としてぴったりの場所だった。ふじさんめっせ。

ここ、大切なところなので拡大しておこう。

そしてこの看板の言葉は、このあと訪れるあの大きな事件の到来を同時に告げるものだった。

そう。
この直後、事件は起こる。

このジースが小脇に抱えている女性だ。

この数分後、そのまま一直線に向かってきた彼女は、

「あなたたち何やってんの!これなんの撮影なんですか?許可は取っていますか?いつからいるんですか!」

と大きな声で私たちに呼びかけた。

冷房の効いた施設から、ここまでたどりつくまでのこの距離でも汗だくになるほどの猛暑だ。歩みを進めるほどに、彼女の怒りが増幅してきたことは想像に難くない。

私たちは言った
「記念撮影なんです。富士山が見れてすごく嬉しくて。悪気はないんです。」


おそらくそんな感じで言っといたと思う。あ、今日富士山全然見えてなかったわ。

今思うと、ジースの小脇に映り込んでいたこの時点から、怒りがにじんでいたのではないか。

絶対そうだよね、これこっち直視してるもん。スマホきゅってやってもっと拡大してみて。この時点で肩をいからせてるよね。

そう言う意味でも、この貴重な記録を残すことにつながったジースの小脇の余白。
2023年の旅立ちのスタートから、松井くんのファインプレーが際立った。

フォーメーションの全体感として、久々の一発目としては十分な出来だったと思う。
施設に掲示された「ふじさんめっせ」が映るよう、いつもよりフォーメーションを左右に少し広げたのびやかなアレンジで、リクームの右手の空間にきれいにおさまっている。

なにより、すべてを吹き飛ばすようなスカッとした快晴の中で気持ちの良いスタートとなった。

ちなみに、逃げるように車へ乗り込んで調べたところ、施設内ではナントカっていう宗教団体の大集会が行われていたらしい。それは神聖なところを失礼しました。

旅にはトラブルも一興。あるがままに身を委ねて、次の目的地、山梨へと向かう…

※ちなみにチャットGPTでちょっと前に調べた情報も参考に掲載しておきます

■CHOLOGIRON(チョログアイヤン)の最新情報が見れる公式インスラグラムはこちら
https://www.instagram.com/chologiron/

#ギニュー特戦隊 #ギニュー特戦隊ポーズ #日本一周

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