2019年7月6日、アスリートにみせたいファイティングポーズ。
記念すべき第一回のファイティングポーズを実施した横浜・赤レンガ倉庫から次に向かったのは、東京都新宿区霞ヶ丘町にある「新国立競技場」。
数ある名所の中でなぜここを選んだかといえば、そう、この2019年7月ツアーの翌年には「2020年東京オリンピック・パラリンピック」の開催が予定され、日本国民は来たるオリンピックイヤーに向けて胸をときめかせていた。
赤レンガ倉庫を出た我々は東方へと進行しながら、黙々とスマホでリサーチしていたが、選択肢がありすぎる。
東京駅?スカイツリー?浅草寺?国会議事堂?もはや修学旅行の引率担当になった教師の如き思考に陥る中、「いや、これもうここしかないやろ。」と福井君が一喝。
翌年の開場に向けて超急ピッチで建設が進む新国立競技場は、我々がまさに今訪れるべきところと決定した。
なお、ご覧の通り突貫工事が進む新国立競技場周辺は工事感が満載で、駐車場が全然見当たらなかったり、建物近くに近づくのもなんかうまくいかなかった記憶がある。
谷口君がなぜこれ走っているのかさっぱり思い出せないが、とにかく「おれ⚪︎⚪︎探してくるわ」と何度か走っていた記憶がかすかにある。彼はそういう人だから。
結局、無理やり近くまで行って車を道路脇に停め、サッと降りて一瞬で撮るという手法に出ることになったが、ご覧の通り三脚の調整が間に合わず傾いていたり、通りがかりの少女に白い目で見られたりと、趣の深い2回目のファイティングポーズとなった。
今思えば、この少女の視線は「こいつらギニュー特戦隊のくせに、グルドがいないじゃないか。」という訴えかけだったのではなかろうか。
ある意味、この全てを見透かすような白い目が、翌年世界中を襲うことになるコロナ禍と、東京オリンピック延期という歴史的な出来事の伏線であったのかもしれない。
なお、こちらのツアーは、非常にタイトな限られた日程の中で、どこで何を食べるかという要素も重要なコンテンツとなっている。
記念すべき一食目の昼食は、東京在住(奈良出身)の福井君が「この辺ならここやで」と言う、僕はもうまったく覚えていない中華料理屋に決まった。
けっこうな人気店で、けっこう並んでやっと入れて嬉しかった記憶がある。
なんだっけな、なんかインパクトのあるお店だった。
激辛なんだっけな?単純に激ウマなんだっけな?なんだっけな。
何も思い出せない。
なお、福井君は某大手食品メーカーでメニュー開発の専門職のため、味には非常にシビアだ。
これほど信頼できるパートナーはいない。ある意味、サンジ。
あと、こいつがちょいちょいスマホカメラを向けてくる。 撮影には撮影で返すと言うのか。
なお、「アスリートに見せたいファイティングポーズ」では、ジースのへっぴり腰感がひどかった。
なんなんだろう、顔だけ躍動感があって、腰はへっぴりという最悪のバランス感。初回であれだけ完成度の高かったジースがこれだけ崩れるとは、やはりギニュー特戦隊ポーズの奥深さを痛感する。あわせてバータとギニューの腕の角度も悪かった。
2回目にして、きちんと個々のフォーメーションを見直す場面を迎えることとなった。
各自の課題を胸に、第3回目のポーズに向けて、次は埼玉へと向かう…
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